話すのが苦手な言語学習者

母国で話がすらすらできない人が日本語の学習者にいる。なんで外国語なんて習いたいのか。教師としていったいどうのように取り扱えばいいのか、基本の態度は何なのかを探ってみたい。

難しい事に挑戦する学習者に尊敬を表す。

言葉は話すことだけではない。考える、感じる、心に内蔵するなど言葉の用途はある。口頭表現は言語活動の一部であるから、今話せないことに劣等感をおぼえるのは筋違いだ。

口頭表現するには頭の中で整理する必要がある。それには時間がかかる。あせる必要はない。時間をとって何が言いたいのか少ない言葉を言ってみるのもよいだろう。

口頭表現以外に日本語学習成果をアセスメントする：和訳、英訳、単語記憶、文字、読む力、等

各自が違った能力、素質を持っている。それを引き出せるかが教育者の仕事である。個人が与えられた力を使って生きて行く手伝いをするのが教育者の使命か。

教師は　気長に　待たなければならない。