2015-05-10 批判をおそれないで公正を希求して自己表現できる日本になったか。 果たして本当に日本人は強くなったのだろうか。自己をはっきり表現してもいいのか。批判を怖れないか。公正を希求するのを価値とみなしているのか。 天木直人が言う: いまの日本は、小林多喜二が特高につかまり、拷問で獄中死した戦前とは違うのである。 国家権力批判は、その気になれば誰でも出来るのだ。 ありがたい世の中なのだ。 失う物をおそれてメディアは自己規制し、メディアに自粛で登場させてもらえなくなることをおそれて有識者は本音を語らないのだ。